金沢市野町に本店を構える「落雁 諸江屋」さんは、なんと江戸時代末期、1849年創業の金沢の老舗。昔ながらの製法にこだわって、落雁をはじめとする和菓子づくりを行いながらも、現代らしい新しい和菓子も発売しています。今回は、そんな諸江屋さんから定番商品のひとつ、甘くてかわいい落雁「花うさぎ」をご紹介します。
まず最初に目に留まったのがパッケージ。折り紙のように組まれたおもしろい形で、ついつい開けたり閉じたりして遊んでしまいました。中には、ひとつひとつ和紙で包まれた落雁がたくさん!このふんわりと白い和紙に包まれた様が、うさぎに似ているため商品名になったようです。なるほどウサギっぽい!と思うとさらにかわいく見えてきますね。ちなみに落雁は緑、ピンク、白の3色があります。
それではいよいよ実食です!とっても小さな落雁ですが、ひとつ口にいれるとさわやかな甘みが口いっぱいに広がります!!和三盆が使われているそうで、その特有の香りときめこまやかな舌ざわりによって、とてもやさしい甘さの落雁に仕上がっています。仕事の休憩にいただいたのですが、心にしみわたるお味でリフレッシュできました。ほっと一息つきたいときの一粒にぴったりですね♪
金沢観光の疲れを癒すおやつにも、職場などへのちょっとしたお土産にも、もってこいです。また、見た目は花うさぎにそっくりのココアが使われている落雁「La・KuGaN(ココア)」も人気だそうです。諸江屋さんならではの新しい和菓子も気になりますね!
ちなみに落雁は湿気の無い場所で保管すると良いそうです。冷蔵庫での保存もおすすめですが、冷えたものをお部屋に出すと結露するため、その時食べる分だけ取り出すようにすると良いとのこと。冷蔵庫で冷やされた落雁もひんやり甘くておいしそうですね!