「着物を着て、21世紀美術館で、日本酒を片手に
そう、芸術作品になろう!」
素敵なワードが並んだこの一文に惹かれ、迷わず参加を決めました!
2018年9月1日(土)、金沢21世紀美術館内で開催された「金沢Fusion~SAKE×融合×kimono~」は、珠洲市にある宗玄酒造から生まれた企画です。日本酒と着物が結びついたらもっと面白いことができるはず!という考えのもと、営業部の淺田星太郎さんが動き出しました。淺田さんがこの企画のパートナーに選んだのは、金沢駅近くで着物レンタルのお店をしている心結(ここゆい)。そして、会場は金沢21世紀美術館内にあるレストラン、Fusion21です。異業種の三者が集まり、イベントが実現されました。
まずは、心結で着物を選ぶところからスタート!
「何色を着てみたいですか?」「お客さんふんわり落ち着いた感じがするので、こちらはどうですか?」と、スタッフさんに優しく誘導してもらいながら選んでいきました。私が選んだのは、この時おろしたての着物。涼やかな色合いでありながら、模様一つひとつの色がはっきり出ているので、写真うつりも綺麗に見えるかなと!
着物が決まれば、次は帯、帯締め、帯揚げ、半襟、草履、カバン…と、まだまだ選ぶものはたくさんあります。帯揚げひとつとっても、何色にするかで随分印象が変わりますよね。今回は、日本酒を飲む会ということもあり、緑や紫など、落ち着いたカラーを組み合わせてみました。ポーズが不慣れですみません(笑)。
着付けていただいたいる途中、「着物暑いと思うけれど、がんばろう!」と声をかけてくれたのが、心結の社長である越田さん。なんと、23歳で起業されたとのこと!小柄で笑顔のかわいらしい雰囲気からは、一見想像できない行動力に驚きです。同じ女性として、その強さに憧れます。
着付けが完了し、美術館へと目指します!
「芸術作品になろう!」ということで、作品と一緒に写真を撮ってみました。こちらは外に常設展示されているパビリオン「まる」。自撮りスポットです。
続いて、「タレルの部屋」。美術館内ですが、天井が開いていて外とつながっています。ここに座って、ぼーっと空を眺めている時間が大好きなんです。有名な作品ですが、まだ見たことのない方のために、写真には映さないでおきますね。
着物で美術館を楽しんでいると、だんだん日も暮れてきて日本酒の会が近づいてきました。ぱっと外を見ると、夕暮れの空がとてもきれい!美術館の照明がガラスに反射し、星空のように見えました。
さて、いよいよ日本酒とのコラボです。その模様は次のレポートをご覧ください♪