ふんわり柔らか、上品な甘さの「山野草」（柴舟小出）

明けましておめでとうございます。
年末年始、みなさまはいかがお過ごしでしたか？
私はひたすらだらだらしていました。
のんびりする贅沢もありますよね。のんびりこそ、贅沢。

さて年末に親戚へのお年賀～と思い、「柴舟小出」さんへと向かいました。
年末をなめていた私、駐車場と店内の混雑ぶりに驚きました。みなさんもお年賀を買い求めにいらっしゃったのでしょう。手土産としても抜群の安心感ですから。

今回購入したのは「山野草（さんやそう）」。
店頭で「やま…あ、さん…さんやそう」と読み間違え、動揺からどもりながら注文したものです。
（混雑の店内でわりと声のボリュームあげたので、恥ずかしさ倍でした）

山野草は三種類の蒸しカステラ。

包み紙のやさしい色使いと、ほっそりとした上品な書が目に留まり、思わず手にとってしまいました。

「山」と「野」は蒸しカステラと抹茶のそぼろ餡が二層になったお菓子です。
それぞれ紫と黄色の色合いが、見た目にもきれい。優しく華やかに感じますね。
見た目の華やかさから、洋菓子っぽい味わいもイメージしたのですが、緑は抹茶のそぼろ餡。おまんじゅうとは違うカテゴリの和菓子感ですね！このそぼろ餡は見た目よりもっちり。カステラのふんわりした柔らかさにも合っていて、おいしくいただきました♪

「草」は小豆の入った生地に加賀の丸芋を使用し、かるかん風に蒸し上げてあるとのこと。
３つの中で一番好み。小豆が良きアクセントになっています。

お茶よりもコーヒーかしらと、濃いめのコーヒーといっぷく。とても良い。
スイーツ好き娘は「もっしゃっっもっしゃ」と頬いっぱいにして美味を堪能していましたよ。幸せそうだな。
やわらかい蒸しカステラのため、娘はもちろん、高齢の祖父母にも食べやすかったと好評でした♪喜んでもらえてよかった！

きれいな色合いと、やさしい甘さで、すてきな和菓子初めとなりました。

2020年もおいしいもの、おいしい場所など、石川県で感じた「幸せ」や「ほっこり」をみなさまに勝手に「お福分け」したいと思います。
素敵な１年となりますように。