大変おめでたいニュースが飛び込んできました!
いしかわディスカバリーの記事でもおなじみ(株)ぶどうの木さん(以下ぶどうの木)の、本店敷地内にある本格フレンチレストラン「レ・トネル ぶどうの木」が、北陸ミシュランガイド2021にてミシュラン二つ星、およびミシュラングリーンスターを獲得されました!
ミシュランガイドは、言わずと知れたフランスのミシュラン社が出版するレストランガイド。その評価基準の高さから、ガイドへの掲載、さらに傑出した価値の評価を示す「星」の獲得は、飲食店としての大変高い評価の証明とされています。
「グリーンスター」は今年から新設された賞。これはガイドに掲載されたレストランのうち、持続可能なガストロノミー(美食)を実践する飲食店へ与えられる非常に価値のある賞です。
そして、「レ・トネルぶどうの木」のオープンは2020年春。つまり、なんとオープンからわずか1年少々(!)でダブル受賞を果たしてしまったということになります…!今回はそんな大注目な「レ・トネルぶどうの木」を中心に、ぶどうの木が行う食と農に対する取り組みをご紹介します。
贅沢な景色と空間の中で味わう一流フレンチ
2020年春にオープンした「レ・トネルぶどうの木」。フランスで修行を重ねた新進気鋭のシェフが提供する遊び心あふれるフレンチと、建築家坂茂氏による紙管を用いた開放的でユニークな建築が注目を集め、オープン当初から大変な話題になっていました。
お料理に使われるのは、無農薬、除草剤・化学肥料不使用のぶどうの木の自社農園で栽培された野菜たち。温室をイメージした温かみのある店内を舞台に、石川の恵みともいえる素晴らしい素材とシェフの自由な発想が出会います。「レ・トネルぶどうの木」で提供されるお料理には、味はもちろん、食事中の会話や雰囲気、食後の余韻も楽しめるようにという遊び心と思いやりが詰まっているそうです。
農と食に対するぶどうの木の哲学を象徴する場所。それが「レ・トネルぶどうの木」なのです。
持続可能な豊かさを未来へ、ぶどうの木の取り組み
「レ・トネルぶどうの木」での取り組みをはじめ、ぶどうの木では近年様々な観点から持続可能な食と人の関係づくりに挑戦されてきました。
レストランやお菓子の製造ロス・副産物を利用した商品「Hazico(ハジコ)シリーズ」の開発や、森本の土地に緑あふれる円状の農園を描く「ラシェットプロジェクト」 、レストランの調理場で生まれる野菜くず、珈琲のかすなどを利用して、自社農園で使用するたい肥をつくる「たい肥舎」の建設など、その活動の幅は多岐にわたります。
「美味しいもの」にまつわるあらゆる事柄を再検討して、消費者、生産者、地域が今後も健やかにあり続けられるように手助けすること。今回のグリーンスターの獲得は、ぶどうの木全体が携わる幅広い取り組みが総合的に評価されてのことでしょう。
「レ・トネルぶどうの木」で提供している自社農園のお野菜は、同敷地内の「レストランカフェぶどうの木」でも気軽に味わえるとのこと。さらに今回の受賞を祝して、レストランカフェでも記念メニューも開発中とのことなので、これを機にお出かけしてみてはいかがでしょうか。
住所:石川県金沢市岩出町ハ50-1 ぶどうの木本店敷地内(駐車場約100台完備)
電話番号:076-258-0204
【昼の部】 11:30~/12:30~
【夜の部】 17:30~
※完全予約制
【パン販売】本店敷地内ハーブガーデンにて冷凍パンの販売をしております。
https://lestonnelles.budoo.co.jp/jp/
※情報は投稿時のものです。