日本海に突き出た形の能登半島。長く続く海岸線は、激しく打ち寄せる日本海の荒波に浸食されて、まるで彫刻作品かのような美しい景色が楽しめる観光スポットです。約30kmにわたって奇岩、断崖が続いており、迫力を感じる場所でもあります。
能登に遊びに行ったからには、自然が生み出した美をぜひ味わってほしいところ。かくいう私は、10年以上石川県にいるにも関わらず、いわゆる「能登金剛」といわれている場には足を踏み入れたことがなかったんです。ちょっとしたチャンスが降ってきたのでここぞとばかりに行ってきました。
そう、そこは…巌門だーーー!!!
和倉温泉から車を走らせ30分の場にある巌門。能登金剛を代表する存在とのことで、能登のパワーを浴びてこようと思います。
「旅の駅 巌門」の駐車場に車を停めて歩きます。わくわく。この日は気温も湿度も高く、駐車場から少し歩いただけで大量の汗!
まずは巌門洞窟を目指します。
入り口から階段を下りていくと、外の暑さが少しずつ和らぎます。上からたまにぽつりと落ちてくる水もひんやりしていて気持ちいい。ちょっと狭い気もしますが、冒険的な気持ちが湧き出てくるテンションですべて気にならなくなると思います。わくわく。
降りると、少し広い空間が広がります。ひんやりした空間が気持ちよすぎて、しばらくここでぼーっとしたいくらい。
この穴を抜けると、よく観光写真で見る景色と出会います!
おおおおおーーー!
能登の観光情報でよく見る景色きたーーーーーー!!!
そして圧巻の美。荒波の力でこんな美を削りだすことができるんだと思うと、自然のすごさを改めて実感します。
巌門は荒波がつくった天然の洞窟。浸食によって空いた穴は、幅6m、高さ15m、奥行60mになるんだとか。洞窟の穴から向こう側に見える海が美しい…。
私の撮影技術がもっと高ければもっと感動をシェアできるのに…
巌門の横には「碁盤島」。現在放送されている大河ドラマでも出てきた源義経一行が奥州へ下る際、ここでしばし碁を楽しんでいたという伝説があるんだとか。海を舞台に碁、確かにしそうかも!ロマン!!
さらにその横に高くそびえているのが「鷹の巣岩」です。高さ約27m。岩肌に松が茂り、昔鷹の巣があったといわれています。
どれもこれも興味深い美を感じますね。
巌門は階段を登ったところで撮影したのですが、その横には小さな滝「不動滝」もありました。圧巻の美たちと癒しの滝でみなぎるパワー!!
トンネルを抜けて少ししてからみんな暑さにバテバテになりました。トンネルの涼しさが恋しい…。
ちょっとしんど…って思うタイミングでかき氷やコーヒーが売っているお店に出会うので、ぜひそこでまた涼と癒しを得てほしいです。
(暑すぎてカメラの存在を忘れている頃)
階段を上り下りしながら歩くと、素敵な景色ばかり目に入ります。この日は晴天で海の状態も最高。本当に絶景でした♪
遊覧船では巌門を海側から見たり、碁盤島と鷹の巣岩の間を通り抜けたりと、もっと巌門の迫力を感じられる楽しさがあるようです。この日は時間がなかったこともあり諦めましたが…。
一番最後に旅の駅巌門で自家製レモネードを飲みました♪
(カメラの存在を忘れているやっぱり)
暑い日にさっぱりした炭酸が最高に喉に刺さりましたよ♪ソフトクリームとかお土産もいっぱい売っていたのでぜひぜひお立ち寄りしてみては!
さすが能登を代表する観光地でした。とってもボリューミーな景色。夏ならではの海と雲のキレイさがあり、ただただ素敵でした。
暑さがもう少し和らぐ頃に、改めて訪れたいと思います◎