石川でしか作れない禁断のグルメ「ふぐの子ぬか漬け」

みなさん「ふぐの子ぬか漬け」という珍味をご存じでしょうか？ 猛毒を持つ「フグの卵巣」を伝統的な手法で無毒化した、石川県でしか製造が許されていない食べ物です。この“禁断のグルメ”にドキドキ初挑戦してみました！

その驚きの製法とは？

白山市の「あら与」さんが作るふぐの子ぬか漬は、古くからこの地域に受け継がれてきた独自製法を使った加工食品です。猛毒のふぐの卵巣を無毒化するメカニズムは実はまだ科学的に解明されていないとのこと！

一年間塩漬けにしたふぐの卵巣は、そのあと２年間糠漬けにしてようやく完成します。専門機関の毒性検査を受けて安全性が確認されたのち、ようやく出荷されるんですって！　そうまでして食べるふぐの卵巣の味、気になります…

まずはお酒の肴に

パッケージに書かれていた通り、糠を取り輪切り（3～4mm）にして、ひとかじりいただいてみます。むむっ！これが“禁断のグルメ”の味！　かなりの塩みですが、その中に感じる旨味と、プチプチとした食感がたまらない逸品です。これはお酒が止まらないやつ！

父の日のプレゼント、麦焼酎「伝説」とともにいただくと、「伝説の禁断グルメ」の誕生です。 ロックでグイグイいっちゃいましたよ！　ふぐの子ぬか漬けはお好みでお酢やレモン汁をかけると良いとのことで、試してみると一味違ったおいしさが！　個人的には甘酢を掛けるのがおすすめで、マイルドになってさらに箸が止まらなくなりました。

ご飯のお供に 贈り物に

あったかご飯にのせていただくと、これまたご飯がズンズン進みます！　おにぎりやお茶漬けにしてもおいしくいただけそうです。

石川県でしか製造を許されていない「ふぐの子ぬか漬」は、お酒の肴に、ご飯のお供におすすめで、贈り物にも喜ばれるのではないでしょうか。食を追求する中で生まれた “禁断のグルメ” ふぐの子ぬか漬を、ぜひ一度ご賞味ください！