一生記憶に残る珍スポット、「ハニベ巌窟院」

小松市内には石切り場が点在していて、今も近くで見学できるスポットがあります。その中で今回ご紹介したいのは、石切り場跡の洞窟を利用した、「ハニベ巌窟院」です。石川県の珍スポットとして有名で、肝試し以上の体験ができること間違いなしです（体験談）。

一体、どんな場所？

のどかな田園地帯の中、大仏の頭が目印です。異様な雰囲気が漂っていますが、意外にもお子様連れでいらっしゃる方々も多いようです。

名前にもある「ハニベ」とは、昔はにわなど土で彫刻を作る人のことを土部師（はにべし）と呼び、現在の彫塑家のことを指します。つまり、ハニベ巌窟院は「彫塑家の作った」「洞窟の」「お寺」と言う意味です。戦後間もない頃から、世界平和と人類繁栄を願って、黙々と仏を作り続けて来られたそうです。

いざ、洞窟の中へ！

洞窟の入り口では、仁王像が立ちはだかっています。この外観なので、「この先どうなっているの？何が待っているの…？」と、恐怖と緊張とワクワクが交じり、複雑な気持ちに。勇気を出して歩みを進めていきます。

ここは地獄？極楽？

暗闇の中、洞窟内の冷たい空気に鳥肌が立ちます…。

洞窟内は迷路のように繋がっており、「どこまで続くの…？」と不安でいっぱいになると思います。おそらく、皆さんが思っている以上に洞窟の道のりは長いです。そして、目の前で起きること全てが日常からかけ離れていて、脳内で情報の整理が追い付かないです（笑）。

これから実際に足を運んで楽しんでいただくためにも、ここでは洞窟内の写真は3枚だけご紹介します（本当はあまりにも衝撃を受けて、とんでもない枚数で写真を撮っています）。

いやいや、どんなところ…！？って思われた方多いと思います。ちなみに、2枚目の写真は鬼の食卓です（笑）。律儀にメニューまで教えてくれています。

この洞窟を抜けた後、皆さんは何を感じられるでしょうか…。ぜひ、この不思議な洞窟を訪ねてみてください。