能登旅ラストを飾るのが「断崖絶壁シリーズ」。ただただ圧巻の景色でした。

能登には、源義経の伝説が多く残されていますが、その一つが今回行った「義経の舟隠し」。今私がしっかりとハマっている大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも出てきましたね、義経さま。(義経のいろいろなシーンを思い浮かべながら涙目で書いてます)悲運の英雄。
兄である源頼朝に謀反を疑われた義経は弁慶と共に奥州に向かって下る―その際に荒波を避けるため舟を隠したと伝えられているのが「義経の舟隠し」です。

ええええ!この細長い場所に48隻も舟を隠したんですか!?沖から見えにくいといってもこの細長い場所に??48隻も????
写真でも細長いのわかると思いますが、実際見ても「ここに??48隻も???」とパニックになりました。いやでも義経さまならやりかねん(完全に大河の影響を受けています)。小舟だったらいけるのか…?

柵がついていますが、やっぱりのぞきこむとひやひやします。大迫力!!!!

存分に冷や冷やしたあと、そのまま自然歩道を歩きます。

海辺の散策を楽しみます。崖が続いているのでちょっとドキドキ。どこから見ても海はきれいだ絶景だ!!そのまま歩くこと数分。今度は「ヤセの断崖」に到着!

松本清張の名作「ゼロの焦点」の撮影地であることでも有名ですね。人気のスポットです。
その昔、周辺の土地がやせていたことや、断崖に立つと身が「やせる」思いがすることから、その名がついたそうです。高さ35mもあるところから崖下を見るとか本当足が震えると思います…
けれども前を見て周りを見渡すと絶景に囲まれてる気分!

2007年の能登半島地震で崖の先端部分が崩落したこともあり、現在は柵から向こうは立ち入り禁止。え、前は行けたの??と思って検索したら崖のギリギリまで攻めている画像を見つけて肝が冷えました。

1961年に公開された映画『ゼロの焦点』のクライマックスで犯人が罪を自白するシーンで登場したのがこの地なんだとか。この映画がきっかけでサスペンスのおなじみ「崖の上で語りだす犯人」シーンが生まれたと聞いてワクワクしちゃいました。すごい影響力!

能登金剛の景勝地といわれるスポットはまだまだあります◎本当は先にあったトトロ岩にも行く予定でしたが、大雨の影響で通行止めとなっていたので断念。
絶景が盛りだくさんの能登、またいろいろな絶景を見に行きたいと思います♪

義経の舟隠し
住所:石川県羽咋郡志賀町前浜

ヤセの断崖
住所:石川県羽咋郡志賀町笹波

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